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  • 2018.05.02 Wednesday
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12月に読んだ本&2017年のベスト本10冊。

読んだ本の数:18冊(活字:10冊)
読んだページ数:4751

 

 ご挨拶が遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。ことしもどうぞよろしくお願いいたします!

 

 さて、せんげつ読んだ本のなかで印象に残ったのは、「これぞ、これぞ辻村深月!!」と気分が上がりまくった辻村深月さんの「かがみの孤城」。あまりにもおかしくて楽しくて笑いが止まらなかった京極夏彦さんの「虚実妖怪百物語」全3冊、そして、まったくついていけなかったけれど、作品の何かよくわからない何か、がいまでもずっしりとのしかかっている気がする高村薫さんの「太陽を曳く馬」です。

 

 「かがみの孤城」は、いまの辻村さんが書く中学生のお話で、あいかわらず繊細な心理描写に唸り、しかしつらいだけでは終わらせない力づよい物語でもありました。すばらしかったです、おすすめです。

 「虚実妖怪百物語」はどなたにもおすすめできる感じではないのですが、京極さんの小説や妖怪が好きであれば最高に楽しめるとおもいます。全3冊と長いのですが、圧倒的に読みやすいのでだいじょうぶ。ほんとうにおもしろかった。

 日本語なのにまったく理解できない……と絶望しかけたのが「太陽を曳く馬」で、しかし30年後くらいにもう一度読みたくもあります。ほんとうに大変でした。よく読み終えたとじぶんをほめてやりました。

 

 さくねん読んだ本のベスト10もリストアップしました。題名で数えて10冊になるようにしたので、分冊されている作品はひとつと数えています。

 

☆「天国でまた会おう」ピエール・ルメートル

☆「鹿の王」(文庫で全4冊)上橋菜穂子

☆「かがみの孤城」辻村深月

☆「虚実妖怪百物語」(ソフトカバーで全3冊)京極夏彦

☆「秋葉原先留交番ゆうれい付き」西條奈加

☆「書楼弔堂炎昼」京極夏彦

☆「狩人の悪夢」有栖川有栖

☆「怪物はささやく」パトリック・ネス

☆「冬虫夏草」梨木香歩

☆「このあとどうしちゃおう」(絵本)ヨシタケシンスケ

 

 と、いった感じでしょうか。とくに「天国でまた会おう」は、これから先ずうっとひきづっていくんだろうな……とおもうほどの作品でした。わたしが読んだのは単行本でしたが、文庫でも出ていますのでもしよかったら。

 

 続きはせんげつのまとめです。

 

JUGEMテーマ:読書感想文

FLEURS a Kyoto

FLEURS a Kyoto感想
誕生日プレゼントにいただいた。ひとまず眺めてみるかと1ページずつめくってみたら、とてもしっくりくるすてきな写真集だった。だいすきなラナンキュラスがこれでもかといわんばかりに写っていてうっとりしまくり。花屋のオーナーである浦沢さんの好みなのか、そこまでバラエティに富んだ種類のお花が使用されているわけではなく、上記したがラナンキュラスやバラがふんだんに使われている。色合いもかわいらしく、好みが合えばとても憩いとなる一冊だとおもう。わたしとしては趣味をよく理解してくれているのだなあとうれしくなった。ありがとう♪
読了日:12月05日 著者:浦沢美奈


こねてのばしてこねてのばして感想
読了。
読了日:12月06日 著者:ヨシタケ シンスケ


このあと どうしちゃおうこのあと どうしちゃおう感想
読了。
読了日:12月06日 著者:ヨシタケ シンスケ


なきむしこぞうなきむしこぞう感想
読了。酒井駒子さんの絵にひかれて。
読了日:12月06日 著者:今村葦子


クリスマスを探偵とクリスマスを探偵と感想
いちど発表されているとはいえ、伊坂さんがはじめて完成させた小説が挿し絵をつけて絵本になるなんて、ファンには紛う方無きプレゼントだよなあとうらやましくおもう。「嫌な経験は、本当に嫌なもんです」などというセリフが効いていて、クリスマスが幸せな祝日ではないおとなもくすりと笑わせてくれる。新潮文庫のクリスマスストーリーズに収録された作品も未知の花が咲くような小説だと感動したが、これは花の気に入らなかった部分が反転して好もしくなる感じ。クリスマスくらい、好きなようにこじつけて幸福な人生を生きているとおもってもいい。
読了日:12月08日 著者:伊坂幸太郎


貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫)貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫)感想
文章がほんの少しだけ読みにくかったり、カタカナ語が多かったり。じぶんのなかにないものを読みながら生産しなくてはならない読書だったが、おもしろくはあった。当たり前ながらわたしの生きてきた時間とはまったくちがうものを背負ってきたかたのエッセイなので、理解はできるが現時点では共感しづらい部分も多かったかな。とはいえこれから年を取っていった先、何が必要になるのかが詳細に書かれているのはひじょうに参考になる。女子ということばにおもいを馳せる前に向き合わなければならないことが山積みなので、それを改めて感じたりもした。
読了日:12月08日 著者:ジェーン・スー


かがみの孤城かがみの孤城感想
胸を打つ作品に出会ったとき、「わたしのために書かれた物語だ」と“幸せな勘違い”をしてきたという辻村さんのコメントがだいすきで何回だって話せるのだけれど、その辻村さんが少女時代のじぶんに自著を渡すならこの作品だとおもったそう。鮮やかに広がっていく作風にファンがどんどん増えているだろう辻村さんが、いまこんなお話を書いてくれたことに喜びを抑えられない。ミステリであり、青春であり、闘いであり。そして十代のみならず成長したおとなへの物語にもなっているのがニクイ。ニクくてどうしようもなくて、もう何度も泣いてしまった。
読了日:12月10日 著者:辻村 深月


虚実妖怪百物語 序 (怪BOOKS)虚実妖怪百物語 序 (怪BOOKS)感想
声を出して笑うわけではないが、終始真顔の京極さんが駄洒落をぶっ飛ばしているような感じで、気付けばとてもニヤニヤしながら読んでいた。最初に対面する注意書きがまずひどい。“フィクションだと思います”って、思いますって何? けれどもこの時点で本の仕掛けがはじまっているとおもうと楽しい。一見回りくどいような文章も読みやすく、このあたりに著者の生真面目さのような、真摯な姿勢がうかがえなくもない。名前の知っている作家が頻出することより、ほんとうにこんなにおもしろい編集者ばかりなのか? ということがひじょうに気になる。
読了日:12月12日 著者:京極 夏彦


虚実妖怪百物語 破 (怪BOOKS)虚実妖怪百物語 破 (怪BOOKS)感想
その題名どおり序章である前作から一転、じわじわとこみ上げるおかしさに突き上げられるように「あはは」と笑ってしまう文章の軽快さとは裏腹な、恐ろしい日本が現れた。妖怪が真昼間から“見える”状態は異常というしかなく、けれど訳の分からないもの、良くないと感じるもの。それらをすべて敵とし、くだらないもの汚いものを排除しようとする世界はまったく他人ごとではない。作者がどういう気持ちで書いたのかは分からないけれど、まじめに読んでしまうとひじょうに怖い本だとおもう。成長するクトゥルー神や學天則ジャイアントが救いだなんて。
読了日:12月13日 著者:京極 夏彦


虚実妖怪百物語 急 (怪BOOKS)虚実妖怪百物語 急 (怪BOOKS)感想
「破」を読み終えた時点ではまじめなことを考えたりもしたが、この「急」は笑いっぱなしだった。いや、序も破も笑いっぱなしではあったのだけれど、そのさらに上をいく感じ。とてもおもしろかった。読む前は「これ長いでしょ……」とおもったし実際長かったが、妖怪者たちの馬鹿さ加減、実名を使った奇想天外な話運び、止まらぬ罵りあいなど、もうおかしくておかしくて。ときどき顔を出す合っているのかいないのかわからない比喩も腹筋が危なかった。さいごの20ページほどがなかなか飲み込めなかったので数回読み、そうしたら題名に得心がいった。
読了日:12月14日 著者:京極 夏彦


ダイヤのA act2(10) (講談社コミックス)ダイヤのA act2(10) (講談社コミックス)感想
読了。
読了日:12月16日 著者:寺嶋 裕二


標本BOOK標本BOOK感想
読了。
読了日:12月16日 著者:さとう かよこ


湖の男湖の男感想
邦訳されている作品としては4作目の、エーレンデュル捜査官が中心となる本シリーズ。今作はこれまでとはまた違うアプローチでアイスランドという国を表現している。冒頭すぐには入り込めなかったのだが、挟まれる追想に興味深い名称が出てくるので積極的に読むことができた。海外のミステリは国境を簡単に越えるが、それはそうする理由があるため。ときには海だって簡単に越える。ソ連、東ドイツ、鉄のカーテン。それらを日本ではない国の歴史から見たらどうなるのかということを垣間見られたのは、フィクションだとしても貴重な読書体験になった。
読了日:12月19日 著者:アーナルデュル・インドリダソン


おくりものはナンニモナイおくりものはナンニモナイ感想
読了。
読了日:12月20日 著者:パトリック マクドネル


堕落論 (スラよみ!現代語訳名作シリーズ)堕落論 (スラよみ!現代語訳名作シリーズ)感想
かの有名な「生きよ。堕ちよ。」、原文のものを読みたかったが見当たらなかったので。結果としてこちらでよかったかもしれない。収録されているのは『堕落論』、『続堕落論』、『日本文化私観』、『FARCEに就て』、『風博士』。堕落論は文鳥文庫で既読。続堕落論あたりまではおもしろく読んだのだが、日本文化私観あたりから一気に退屈になってしまった。解説も訳者の思い入れたっぷりで、言いたいことは分かるが気持ちがついていかず。堕落論が熱狂的に受け入れられたとあるが、それは当時を記録でしか知らないわたしにも想像できる気がした。
読了日:12月24日 著者:坂口 安吾


新リア王 下新リア王 下感想
上巻を読んだところで「もうだめだ……」とおもったかは覚えていないが、そこで挫折して5年。ほったらかしていた下巻をようやく手に取った。数か月前に「少女A」の連載が始まり「このまま合田さんが出てくる作品が読めないのは嫌だ」という気持ちからのまさに一念発起である。上巻の再読を省くという荒業を繰り出したわりには、時間はかかったし忍耐力を鍛えられている自覚もあったが、だいぶんすいすい読めたとおもう。興味が働けばスリリングなこの政界模様も楽しめたのだろうと考える余裕は5年の月日のたまものか。それにしても、この記憶力!
読了日:12月27日 著者:高村 薫


太陽を曳く馬〈上〉太陽を曳く馬〈上〉感想
おもしろい。背伸びをして読んでいるので笑われてしまうかもしれないが、おもしろいと感じる気持ちはひとつも嘘ではない。また、高村さんの目に映る世界、高村さんがどのようにこの世を見ているのかということ。それは著作を読んでいるといつも考えることで、本作では一層それを知りたくなった。それこそことばを尽くしても尽くさなくても一生わかり得ないことではあるのだが、こんかいは猛烈に「どんなふうに見えているのか?」と気になった。もちろん、小説とは著者の自我を書いているのでは決してないということを理解したうえで。さあ、下巻へ。
読了日:12月29日 著者:高村 薫


太陽を曳く馬〈下〉太陽を曳く馬〈下〉感想
もうなんだかすごかったとしか言いようがなくて、どうしたらいいのだろうと途方にくれている。わたしがこの作品に対してどうこう言うというよりは、こんな作品が存在していることに打ちのめされ、少しもついていけなかったことに打ちのめされ、いったい何の時間を過ごしたのかと考えてしまうほど。こういった思惟がじぶんにはないことをのんきに喜ぶべきかともおもったが、それこそ「いや、そうではない」という声が聞こえる。同じ地平にすら立っていないのだから。“悩ましい青年の目”をしている僧侶の背は、いま何処を彷徨っているのであろうか。
読了日:12月31日 著者:高村 薫



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